ドナルド・キーン日本文化センター:『源氏物語』イベント(2009年4月) 福田充(日本大学法学部)


 2009年4月22日、コロンビア大学ドナルド・キーン日本文化センターが主催するイベントがミラー・シアターにて
 開催されました。ドナルド・キーン教授は世界を代表する日本文学研究者であり、日本でも様々な賞や勲章を受章され
 ています。三島由紀夫や川端康成、安部公房、大江健三郎をはじめとして多くの作家と交流がありました。
 このイベントはこのセンターが年に1回春に開催する年次大会の講演会で、今回は『源氏物語』を翻訳された
 Royall Tyler教授の講演会とレセプションパーティでした。
 光源氏の人間性、キャラクター性、そして彼を取り囲む葵の上、紫の上らの女性像が語られ、ミラー・シアターも満員でした。
 ドナルド・キーン教授に関しては、自伝『私と20世紀のクロニクル』(中央公論新社)が入門としては最適です。
 また、キーン教授は雑誌『文学界』2009年2月号にて、「日本人の戦争~作家の日記を読む」を発表されています。
 この論文は、戦争とメディア、テロリズムとメディアを研究する私にとっても非常に参考になります。

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会場はコロンビア大学ミラー・シアター。 会場での撮影・録音は禁止でしたので写真がありません。
ラーナー・ホールでのレセプションで、ドナルド・キーン教授と記念撮影。 レセプションも100人を超える参加者で盛況でした。




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アクセスカウンター
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○2008年12月よりカウンター設置。