コロンビア大学ビジネス・スクール・シンポジウム『アメリカ金融危機:日本のバブル崩壊からの教訓』福田充(コロンビア大学)


Columbia Business School, Weatherhead East Asian Institute PRESENTS:
"Lessons From the Japanese Bubble for the U.S."

Symposium with Professors Michael Woodford, Mr. Takeo Hoshi, Mr. Paul Sheard.
Moderated By Mr. David E. Weinstein.
Wednesuday, Nobember 19, 2008
4:30pm-6:00pm
Room 301, Urius Hall
420 West 118th Street
New York City

近年のサブプライム危機、9月のリーマンショック以降の金融危機により、1930年代の大恐慌以来の
100年に一度と言われる危機が世界を覆っている。この事態に対して、アメリカ政府はどのような
対策をとるべきか。金融界はどのような対応をとるべきか。
それを、1990年初期のバブル崩壊を経験した日本経済と日本政府の対応、そして、90年代後半に
実施された日本の上良債権処理と構造改革の成果が、現在のアメリカの金融危機に対して
どの程度有効なのか、両者を比較することでその援用可能性について議論がなされた。
タイムリーな話題であるため、マスコミを含め、会場は200吊を超える盛況となった。
その会場の約1割は日本人であり、ビジネス・スクールにこんなに多くの日本人の留学生や研究員が
いることに驚いた。
日本の官庁から留学に来ている官僚、シンクタンクや企業から留学に来ている社員が非常に多く、
経済大国である日本、商人国家日本の実態を垣間見ることができた。


シンポジウムのパネリストが並ぶ。 コーディネーターのDavid E. Weomstein氏が冒頭の挨拶をする。
Takeo Hoshi氏は日本人で、国際経済のスペシャリストである。 住宅価格やGDP成長率から、日米の金融危機を比較した。
Paul Sheard教授のプレゼンテーション。条件ごとに徹底した日米間比較を行った。 平日の夕方にもかかわらず会場は熱心な観客で超満員である。
Woodford教授のプレゼンテーション。日本の金利政策が中心。 会場との質疑応答にも熱が入った。Weinstein氏とWoodford教授が答える。





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○2008年12月よりカウンター設置。