2009 ニューヨーク　｢Fleet Week｣　強襲揚陸艦USS IWO JIMA (LHD7) 乗艦見学①　福田充（コロンビア大学)

　2009年５月20～27日の１週間、ニューヨークでは恒例の｢Fleet Week｣が開催されました。
　実際の空母やイージス艦などを一般公開するイベントですが、テロ防止のため、持ち物検査などの厳重な
　チェックの後、ライフルやマシンガンを持った米兵に警護された敷地に入ります。
　現役の強襲揚陸艦USS IWO JIMA (LHD7)に乗艦すると、中には小型揚陸艦、輸送用ホバークラフトなどが格紊され、
　それぞれが、輸送用トラックや戦闘用ボートを積載しています。また、海兵隊のエイブラムスM1A1戦車や、
　シードラゴン水陸両用車輌、８輪装甲車などの陸上装備も展示され、実際の海兵隊員、陸軍兵、海軍兵が
　見学者に装備を体験させたり、説明してくれたりします。甲板にはたくさんの海軍ヘリコプターが展示され、
　これらの装備品には実際に乗り込むことができます。
　実際の戦車やヘリコプター、銃や大砲などに触れて体験できるイベントです。
　米兵のサービス精神は素晴らしく、気さくにコミュニケーションできますが、彼らの仲間がイラクやアフガンで
　実際に戦っていることを思うと、非常に複雑な心境になることも確かです。

　