報告書『福島第一原子力発電所事故に対する原発周辺住民の意識に関する実証研究』




●福田充・宮脇健(2012)『福島第一原子力発電所事故に対する原発周辺住民の意識に関する実証研究』(日本大学法学部)2013年3月1日刊行。

  3月1日、報告書『福島第一原子力発電所事故に対する原発周辺住民の意識に関する実証研究』を
  刊行しました。日本大学法学部・福田充研究室と宮脇健助手の共著です。
  2011年3月11日に発生した東日本大震災によって引き起こされた福島第一原発事故、
  福田研究室はその3月下旬から福島県に入り、被災地調査を実施、被災者のインタビューや自治体の
  ヒアリング調査を実施しました。また、2012年には福島第一原発事故の被災者に対してアンケート
  調査を実施、被災者の原発政策意識や事故当時の避難行動、情報行動、当時の民主党政権の事故対応
  への評価など幅広く調査し、考察しました。
  昨年の日本マス・コミュニケーション学会、日本政治学会、日本災害情報学会で研究発表した
  調査データも収録しています。
  3月11日で事故発生から2年を迎えますが、福島原発事故は収束せず、被災者の生活の再建もこれからです。
  福田充研究室は、今後も福島原発事故の問題を追い続けます。ご指導よろしくお願いいたします。


【目次】

序章 はじめに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

1章 福島第一原子力発電所事故への政府の対応・・・・・・・・・・・・・・・・・

2章 福島第一原発事故に関する言説と世論・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2.1 原発事故後の世論(事故後のメディア世論調査)・・・・・・・・・・・・・・
 2.2 原発事故をめぐる言説(事故後の批評)・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 2.3 原発事故とリスク・コミュニケーション(先行研究)・・・・・・・・・・・・

3章 福島第一原発事故とメディア報道・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 3.1 原発事故に関するテレビ報道の傾向(量的分析)・・・・・・・・・・・・・・
 3.2 原発事故に関するテレビ報道の諸問題(質的分析)・・・・・・・・・・・・・

4章 福島第一原発事故と周辺住民の意識・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 4.1 アンケート調査概要・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 4.2 原発事故後の住民の避難行動・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 4.3 菅政権の原発事故対応に関する意識・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 4.4 メディアの原発事故報道に対する意識・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 4.5 原子力政策に対する意識の変化・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

5章 課題と提言・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

終章 終わりに・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

注釈・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
参考文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
資料・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


FUKUDA, Mitsuru. Nihon University, College of Risk Management. JAPAN.


「福田充研究室(日本大学危機管理学部)HP」に戻る


アクセスカウンター
アクセスカウンター
アクセスカウンター
○2008年12月よりカウンター設置。