『アメリカ合衆国におけるテロ対策と危機管理体制』福田充研究室(日本大学法学部)


2008年4月からコロンビア大学(戦争と平和研究所)研究員としてニューヨークに赴任している著者が、
アメリカにおけるテロ対策とインテリジェンス、危機管理体制の最前線をまとめた報告書です。
アメリカの国土安全保障政策、テロ対策を管轄するDHSやFEMA、FBIやNCTCなどの関係機関を実際に
訪問し、インタビュー調査から得られた情報や資料をもとに、911テロ事件以降のブッシュ政権から、
オバマ政権への移行にかけて、その動向をまとめました。
(財)公共政策調査会から2009年3月に刊行されました。その目次・構成を紹介します。


『アメリカ合衆国におけるテロ対策と危機管理体制』


日本大学法学部准教授  福田 充


コロンビア大学客員研究員


【目次】

序章 はじめに: 調査報告としての本書の構成・・・・・・・・P. 3

1章 オバマ政権の対テロ政策・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P. 10

2章 アメリカでのテロリズム対策研究の現状・・・・・・・・・P.16
2.1. インテリジェンス改革・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.17
2.2. イスラム・テロ・ネットワークへの対応・・・・・・・・・・・P.19
2.3. 地域防災とファースト・レスポンダー対策・・・・・・・・P.21
2.4. テロ対策における自由・人権vs安全・安心 ・・・・・・・P.24

3章 テロ対策のための組織改革・・・・・・・・・・・・・・・・・P.27
3.1. DHS: 総合的テロ対策と国土安全保障・・・・・・・・・・P.27
3.2. FEMA: 組織改革の光と影 ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.36
3.3. NCTC: インテリジェンスの統合と情報共有 ・・・・・・・P.50
3.4. CIA: インテリジェンス改革・・・・・・・・・・・・・・・・・P.57
3.5. FBI: JTTF, NJTTFにおけるテロ対策 ・・・・・・・・・・P.69
3.6. TOPOFF: テロの事後対策のための訓練・・・・・・・・・・P.77
3.7. NSA: 情報監視体制の強化・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.85

4章 テロ対策としての警報システム・・・・・・・・・・・・・・・P.88
4.1. テロ警報システム(Homeland Security Advisory System) ・P.88
4.2. バイオウォッチ・プログラム(Biowatch Program)・・・・・・・P.92
4.3. FCCにおける緊急警報システム(EAS)・・・・・・・・・・・・・P.101
4.4. モバイルメディアを用いた警報システム:Notify NYC・・・P.108

5章 テロの事後対応とファースト・レスポンダー対策・・・・・P.112
5.1. 事案指揮システム(ICS) ・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.112
5.2. 標準緊急事態管理システム (SEMS) ・・・・・・・・・・・・・・P.125
5.3. 救急医療の問題: MMRS,MERCシステム ・・・・・・・・・・P.132
5.4. アメリカ赤十字によるボランティア活動・・・・・・・・・・・・P.140
5.5. 大学やシンクタンクでのテロ対策研究との連携・・・・・・P.143

6章 テロリズムとメディアの問題・・・・・・・・・・・・・・・・・P.148
6.1. テロリズムとマスコミ: テレビ、新聞のジャーナリズム・P.148
6.2. テロリズムとインターネット・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.159

終章 おわりに: 日本のテロ対策に向けて・・・・・・・・・・P.162

引用文献・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・P.167



※詳細につきましては、福田充研究室(日本大学法学部)までメールか(トップページにメール・アドレスがあります)、
(財)公共政策調査会までご照会下さい。

(財)公共政策調査会Webサイト
http://www.cpp-japan.org/



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