東日本大震災 現地調査②【岩手・宮城県】(平成23年4月) 福田充(日本大学法学部)


  この東日本大震災で亡くなられた皆様とご遺族の皆様に心からお悔やみ申し上げます。
  また東北、関東各地の被災者の皆様にお見舞い申し上げます。

  平成23年3月11日に発生した東日本大震災の現地調査として、4月上旬に岩手県から宮城県にかけて
  津波被害の大きかった沿岸部を中心に、現地調査しました。
  被災地の現状を見て、避難所で被災者の皆さんのお話を聞き、対策本部でヒアリングを実施しました。
  岩手県釜石市、大槌町、三陸町、大船渡市、陸前高田市、北上市、遠野市、
  宮城県気仙沼市、石巻市、仙台市などで、被災地の甚大な被害を目の当たりにしました。
  飛行機で現地に入り、空港からレンタカーで移動、当然ガソリンスタンドも閉鎖で燃料はなく、
  スーパーやコンビニなどもないため、被災地調査でも自己完結型の行動が必要になります。
  ちょうど現地調査中に、最大余震震度6の地震を経験し、再び岩手は停電に見舞われました。
  この被災地調査をもとに、災害の危機管理体制の構築のため、尽力する所存です。
  これから、被災地の皆様のご協力をいただきながら、被災者の皆様へのアンケート調査を実施する予定です。

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岩手県釜石市の被災地。標識の高さまで津波が来ている。 釜石市市街地の状況
被災者の皆さんにヒアリング調査を実施 市街地全体が津波で流されている
岩手県大槌町役場の被災状況 大槌町の大槌高校体育館避難所
岩手県三陸町の津波被災地の遠景 岩手県陸前高田市の被災状況
陸前高田市は市街地全体が津波で流された 宮城県石巻市の学校体育館避難所
宮城県石巻市の被災状況 宮城県仙台市の被災状況




福田充編(2012)『大震災とメディア~東日本大震災の教訓』(北樹出版)2012年4月20日出版。
2011年3月11日の東日本大震災において、被災地で大地震や大津波の情報はメディアを通じて被災者にどのように伝達されたか、
福島第一原子力発電所事故の問題は、メディアによってどのように報道されたか、メディアの実態を考察すると共に、
それによって、メディアの利用者がどのような影響を受けたか、福田研究室が実施した独自のアンケート調査結果をもとに、
支援行動から風評被害まで幅広く検証した研究書です。
ご購入していただいて発生した印税は、被災地に寄付いたします。ぜひご覧下さい。



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○2008年12月よりカウンター設置。